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ネットを活用したコーディング

プログラムは、細かい処理の組み合わせで構成されています。一般的な処理の多くはWebサイトや参考書に詳細が記載されていますので、 必要な際には検索しながらコードを活用していきましょう。 ここでは、コードを流用する際に注意すべきポイントについて説明します。

型指定

ネットや参考書で見かける変数の多くは、プログラムの冒頭で「型」を指定しています。 VBAの場合、明示的に型を指定しなくても(実際にはVariant型になる)、問題なく処理を行うことができます。 しかし、変数に格納する値が適切かどうかを確認する意味でも、可能な限り型を指定しておくことが推奨されます。

変数名

ネット上でプログラムを見ると、プログラミング特有の変数名が使われていて、コードの内容が理解しづらくなることがあります。 (例)hogehoge、buf、ws、wb、strXXX、intXXX等

これらの変数名はプログラミングのお約束のようなものですが、自分でコードを書く際には、後で自分自身が読み返して理解できる変数名に変更しておくことが重要です。 ただし、変数を命名する際にはある程度のルールを決めておくことも重要です。変数名が不適切であるために後続のコーディングを誤解したり、メンテナンスが複雑になったりすることを避けるためです。

変数名の命名に関しては、開発チームによっては命名ルールや命名規則が存在し、キャメル式やスネーク式などのさまざまな命名法があります。 しかし、専門的な開発を行わない場合は、次のポイントに注意していれば問題ありません。

  • 変数名から見てその変数が何を目的としているかが明確にわかること
  • VBAでは全角文字も使うことができるため、漢字を使った変数名でも問題ありません
  • 行番号や列番号などを変数で扱う場合は、「row~」や「col~」などの接頭語を付けるとわかりやすいです
  • 変数の型が重要な場合は、「str~」や「int~」などの接頭語を付けることもあります

For文で繰り返し処理させる

同じ処理を繰り返したい場合には、For文を使用します。For文以外にも「Do Until」や「Do While」なども利用することができますが、 コーディングを誤ると無限ループにはまりやすいため、初めはFor文を使用することをおすすめします。 For文では、しばしばi = i + 1のように表記されますが、ここでの「=」は数学的な等号ではなく、「右辺の値を左辺に代入する」という意味になります。

If文で分岐させる

特定の条件に応じて処理を分岐させたい場合には、If文を使用します。

1
2
3
4
5
6
7
If 条件式 Then
    処理1
Elseif 条件式 Then
    処理2
Else
    処理3
End If

プログラムの組み合わせによる処理

プログラムを組み合わせる際には、いくつかのポイントに留意することが重要です。 まず、各処理が予期しない副作用をもたらさないか、予期しない結果を引き起こさないかを確認しましょう。 また、異なる処理を組み合わせる場合には、データの整合性や処理の順序に注意を払う必要があります。

さらに、他のプログラムやサンプルコードを参考にする際には、自身のコードとの整合性を確認しましょう。 他の人のコードをそのまま流用する場合でも、コードの理解やカスタマイズが必要です。 自分のコードに合わせて変数名や処理のフローを調整し、理解しやすく、自分がメンテナンスできる形に変更しましょう。

プログラムの再利用における注意点

プログラムを再利用する際には、いくつかの注意点があります。 まず、他の人のコードを利用する場合には、ライセンスや利用条件に適合することを確認しましょう。 特に商用利用や改変を行う場合には、著作権やライセンスの制約に留意する必要があります。

また、他の人のコードを利用する際には、セキュリティ上のリスクや信頼性についても注意が必要です。 不正なコードや脆弱性を含んでいる可能性があるため、信頼できるソースからコードを入手することが重要です。 また、利用するコードが正常に動作するかをテストし、予期しない結果やエラーが発生しないことを確認しましょう。

プログラムのデバッグとエラーハンドリング

プログラミングでは、コードにバグ(不具合)が含まれる場合や予期しないエラーが発生する場合があります。 そのような状況に遭遇した場合でも、落ち着いてデバッグ(バグの発見と修正)を行うことが重要です。

デバッグのためには、いくつかの有効な手法があります。 まず、コードを実行する際に入力値や処理のフローを追跡し、問題が発生する原因を特定しましょう。 また、デバッグのためにはログメッセージやデバッグ用の出力文をコードに挿入することも有効です。 これにより、コードの実行中に変数の値や処理の進行状況を確認し、問題の特定や修正を容易にすることができます。

さらに、エラーハンドリングも重要な要素です。 エラーハンドリングは、プログラムがエラーに遭遇した際に、適切な処理を行うための処理のことです。 エラーハンドリングを実装することで、プログラムの実行を中断せずにエラーを検知し、適切な対処を行うことができます。 具体的には、エラーメッセージの表示やエラーログの記録、予期しない状況への対処などです。

デバッグとエラーハンドリングは、プログラムの品質を向上させるために欠かせないスキルです。 問題が発生した際に冷静に対処し、適切な修正やエラーハンドリングを行うことで、より信頼性の高いプログラムを作成することができます。

コーディングのベストプラクティス

プログラミングにおいては、コーディングのベストプラクティス(最良の手法や慣例)を理解し、適用することも重要です。 以下にいくつかのベストプラクティスを紹介します。

  • コードの可読性を高める
    コードは他の人が読んでも理解しやすくなるように、適切なインデントやコメント、わかりやすい変数名を使用しましょう。 コードの可読性を高めることで、保守性や協力開発の効率を向上させることができます。

  • 冗長性を排除する
    コードを効率的かつシンプルに保つために、冗長な部分を排除しましょう。 重複した処理や不要なコードは削除し、コードの簡潔さと効率性を追求しましょう。 コードの再利用: 似たような処理や機能が複数の場所で必要な場合、同じコードを繰り返し書くのではなく、関数やクラスを作成してコードを再利用しましょう。これにより、保守性や拡張性を高めることができます。

  • テストと品質管理
    コードの品質を確保するために、適切なテストを実施しましょう。 ユニットテストや統合テストを行い、バグの早期発見や安定性の向上に努めましょう。

まとめ

これらのベストプラクティスを実践することで、より効率的で信頼性の高いコードを作成することができます。 初心者の方でも、これらの原則に従ってコーディングを行い、スキルを磨いていきましょう。