マクロ記録とは
マクロ記録は使いこなすことができれば、作業の自動化を効果的に推し進めることのできるツールです。初学者でもすぐに動くプログラムを作ることができ、ボタン一つで仕事を終わらせることができます。一方で分岐のある処理や繰り返しの処理をプログラムに組み込むことはできません。 ここではExcelマクロのメリット、デメリットを説明します。
ポイント
・学習コストが低く、すぐにプログラムを作成できる。
・分岐、繰り返し等の複雑な処理を組み込めない
マクロ記録でできること
マクロ記録は人が実際にアプリケーションの中で行った操作を自動的にコード(VBA)として記録する機能です。毎月行う定型作業や、手作業で行うと時間がかかってしまう操作を記録してマクロを作成すれば、ボタンをクリックするだけで処理を実行できるようになります。
マクロ記録のメリット
- 作業を自動化できる
- 作業を記録するだけでプログラムを作れる
1. 作業を自動化できる
セルの値のコピー&ペーストや表のフォーマットの加工のような処理フローを記録し、作業を再現できます。プログラムが実行するので、同じ処理を完全に再現することができるため、煩雑な作業を効率化できます。
2. 作業を記録するだけでプログラムを作れる
マクロ記録ボタンを押すだけで作業が記録できます。実際に記録した内容をVBAコードで確認することもできます。
マクロ記録のデメリット
- 複雑な処理、アプリケーションをまたぐ処理は記録できない
- マクロ記録したコードは読みにくく、メンテナンスしにくい
1. 複雑な処理、アプリケーションをまたぐ処理は記録できない
マクロ記録を使えば作業を簡単に記録することができますが、条件分岐や繰り返し処理を記録することはできません。例えば「Aの場合は1」、「A以外の場合は0」といった処理は記録できません。
マクロ記録が有効なのはExcelでの操作だけであり、他のアプリケーションやWindowsでの処理を記録することはできません。
2. マクロ記録したコードが読みにくく、メンテナンスしにくい
マクロ記録はExcelでの操作をすべて記録します。画面をスクロールしたり、処理に不必要なセルを選択した場合もすべて記録します。
そのためマクロ記録で作成したコードを読んでも、どのコードが処理に重要なのか、わかりにくいため処理の条件が変わった場合にメンテナンスがしにくいという欠点があります。