VBAでできること
VBAを使うことで、処理したい内容を細かく設定していくことができます。プログラムの処理は、複数の小さな処理を組み合わせて実現します。ここでは、VBAで実現できる処理についてご紹介します。
ポイント
プログラムは複数の小さな処理の組み合わせで構成されている
VBAでできること
VBAを使うことで、繰り返し行う処理や、ルールに基づいて処理できる業務を自動化することができます。 プログラムの処理は、次のような複数の小さな処理を組み合わせて構成されています。
Vbaでできること
- データを転記する
- データを抽出する
- データを集約する
- データを分割する
- データを結合する
- データを並び替える
- データを比較照合する
- 値を算出する、加工する
- メッセージをポップアップで表示する
1. 入力内容の整合性を確認し、修正が必要な場合はアラートを出す
(例)申請書類の形式チェック ExcelやWordで申請書類等を作成されている方は多いかと思います。入力ミスをできるだけ減らすため、プルダウンやExcel関数等を使った工夫がされているものも見かけますが、VBAを使えば、さらにもう一歩踏み込んで、未入力や誤入力がある場合にアラートを出す仕組みをご紹介します。
2. 複数のファイルからデータをコピーし、一つシートに集約する
(例)1ファイルずつ作成される日次データを月単位で集約する 営業日ごとに1ファイルずつ作成されるデータを月単位で集計する業務があるとします。 Excel関数を使って集計することもできますが、ファイル間でリンクを張ることになるため、 リンク切れやExcel関数が壊れたことによるエラーが発生する可能性があります。 VBAを使えば、各ファイルからデータをコピーしひとつのシートに集約する作業をボタンを押すだけで終わらせることができます。
3. 文字列から特定の文字列を抽出し赤字にする
(例)Excelで作成した資料から特定の文字列を探し出すケースを想定します。 特定の文字列が1つだけであれば、「Ctrl + F」で検索すれば事足りるかもしれません。 検索する文字列が複数あった場合はどうでしょうか。検索値を設定し、文字色を赤に設定する作業を何度も繰り返さなくてはいけません。VBAを使えば、この作業もボタンを押すだけで終わらせることができます。
4. 非表示のシートの存在を確認する
(例)社外へExcelファイルを送信する際に非表示シートがないか確認する 情報漏洩対策を厳しく行っている企業が多い昨今です。 メールに添付するファイルに機密情報が含まれてないか1ファイルずつ確認している管理職の方も多いかと思います。 そんな管理職が頭を抱えるファイルの一つにExcelシートの非表示設定があるファイルです。 シートタブで右クリックをすば、非表示シートを表示させることができますが、1ファイルずつ確認していくのも大変です。 VBAを使えば、この作業もボタンを押すだけで終わらせることができます。
5. 表記揺れを修正する
(例)株式会社/(株)/㈱の表記をすべて「株式会社」に統一する 手作業で社名の入力をする際に起こりがちな問題として「株式会社」等の法人格の表記ゆれがあります。 入力ルールを設けていてもなかなか徹底できないこともあるでしょう。 表記が「株式会社/(株)/㈱」だけであれば、「Ctrl +H」で一括置換して表記揺れを修正することもできそうですが、 医療法人や学校法人等の他の法人格やその略称が含まれていると修正作業も一苦労です。 VBAを使えば、法人格リストを作成しボタンを押すだけで修正を終わらせることができます。